こんにちは、エンドルフィンズ代表の田上です。
だいぶ間が空いてしまいましたが、本日の日報です。
2021年10月22日
どんなことでワクワクしたか
今日は、Twitter上で出会った方と初めてリアルな場で会う経験をしました。
その方は、鈴木さんといって麻布十番で美容室を経営している方です。
約17年間美容師として現場に立ちつつ、マネージャーとしての経験も長いそうです。そのマネージャー時代にスタッフがどんどんと入れ替わり、3年もすると全メンバーが入れ替わってしまっているという状況がザラにあったそうで、もっと美容師が働く環境を改善し、一人一人が活き活きと働くにはどうしたらいいだろうと考えた結果、“ティール組織”のモデルを取り入れ美容室経営をしようと思い立ったそうです。
私がTwitter上で、エンドルフィンズで採用しているホラクラシーに関するつぶやきをしていたのを見てフォローしてくださり、DMでお話ししましょうとコンタクトしてきてくださいました。実際にお会いしたのは、鈴木さんと、同僚のもりかなさんという女性の方お二人で、この二人が核となってティール型の組織を浸透させていっているとのことでした。
Twitter上で知り合った方とリアルであることが初めてだった私は、不安半分・期待半分の気持ちで待ち合わせ場所に向かったのですが、実際にお話ししてみると興味分野のシンクロ度合いに驚きました。「Twitter上で繋がった人と意気投合ができる」という成功体験は、私の今後の活動の幅をとても広くしてくれそうな予感がし、ワクワクしました。
実際に鈴木さんは、ティール組織モデルで美容室経営をスタートしており、特に特徴的だったのはお金周りの仕組みでした。
チーム皆んなが頑張れば、みんなの給料が増え、且つみんなの意識がコストを下げる様に働く利益分配の仕組みを構築しており、とても学びが深かったです。
その時何を感じたか
web上の情報を見ていると、ティール組織やホラクラシーといった文脈の情報は実際に組織で運営している経験に基づいていない情報が溢れています。
実体験に基づいていないことが悪いことではないですが、“フラット”や“管理がいらない”“自由”といった部分がフォーカスされ、理想論的な情報になってしまいがちな中、実際に店舗で回し始めている鈴木さんのお話は、しっかりと地に足がついたお話で、お互いに知見を共有できる様な関係性を築けた様な気がしました。
なぜそう感じたか
私は「行動が全てである」という価値観を強く持っていると思います。理想論を語る、あるいはチャレンジしている人に対して批評するというのは誰でもできることです。一方で、実際にやってみる人はそんなに多くありません。行動することにこそ価値があると思っています。
これだけインターネットが世に浸透し、YouTubeなどを通して個人がノウハウや知見を発信する時代に、行動を伴わない情報の価値はどんどん下がっていくことと思います。
鈴木さんは、実際にご自身の店舗でティールを実践し始め、そこでの貴重な気づきを共有してくださいました。そこには、理想論だけではない実体験の価値があり、自分の中で信頼に足る人だなと感じたのだと思います。
まとめ
私は自分のことを結構人付き合いが苦手なタイプだと思っています。
今回の様なTwitter経由でお会いするといったことも自分の中では結構な挑戦というか、少しネガティブなイベントだったのですが、実際にお会いしてみるととても学びの深い良い経験になりました。
こうした小さな成功体験を蓄積できたことは私にとってかなりポジティブなことがらだったなと思います。