GA4とUA(旧GA)との違いとは?注意しておきたいポイントを解説!

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皆さんはGoogle Analyticsの最新版、GA4(Google Analytics 4)とUA(ユニバーサルアナリティクス)の違いをご存知でしょうか。

2023年7月1日の一斉移行のタイミングで、何が具体的に変わるのか気になりますよね。

今まで使えていた機能が突然使えなくなって焦ったり、すごく便利な機能を見逃してしまったりするのも非常にもったいないです。

そこで、こちらの記事ではGA4とUAの違いを大枠から紹介し、具体的な「機能比較」をしていきます。

また、記事の最後には「違い」に関連して、GA4の有償版と無償版の違いも紹介中です。

  • GA4とUAの違いを知りたい方
  • 具体的に何が変わるのか分からない方
  • 知っておくと得する違いを知りたい方
  • あわよくば有償版と無償版の違いも知りたい方

GA4とUAの違いに関しては、全てこちらの記事で学べるのでぜひ参考にしてください。

なお、GA4の基本内容や設定方法については「GA4(Google Analytics 4)とは?基本内容と設定・移行方法を解説」にて説明をしていますので、ぜひ参考にしてみてください!

目次

GA4とUAの違い|大枠の説明

  • GA4:2020年10月に正式リリースされた最新版アナリティクス
  • UA:2005年11月14に初版が登場した旧版アナリティクス

GA4は最新版のGoogleアナリティクス

2022年から2023年にかけて、注目を特に浴びているGA4(Google Analytics 4)は、最新版のGoogleアナリティクスを指します。

最近注目を浴びている理由は、2023年の7月1日からGA4に完全移行する必要がある為でしょう。

これから紹介する旧バージョンの、UA(ユニバーサルアナリティクス)はリリースから10年以上も活躍してきたツールでしたが、間もなくサービスを終了してしまいます。

UAは旧バージョンのGoogleアナリティクス

先にも少し触れた通り、UA(ユニバーサルアナリティクス)は、Googleアナリティクスの旧バージョンを指します。

Webページへの訪問ユーザーの合計数やトラッキング、コンバージョンまでを全て数値化できるデータ収集ツールであり、多くの企業や個人サイトが導入しているサービスです。

UAは、2023年6月30日までしか使えないサービスであり、導入しているサイト運営者の方々は、GA4へのアップグレードが必要となります。

また、過去に蓄積してきたデータはGA4のリリース日から6か月間有効であり、その後はデータの閲覧でさえも不可能になってしまうようです。

GA4とUAの違い|性能比較

  • ウェブとアプリからウェブ×アプリの計測に
  • 「予測機能」を使った見立てを行えるように
  • 分析軸が「セッション」から「イベント」に変化
  • 有料だったBigQueryを無料で使用可能
  • 「コンバージョン」が幅広くなった

ウェブとアプリを一緒に計測できるように

  • GA4:ウェブサイト×アプリの計測が可能に
  • UA:ウェブサイトとアプリは別々の計測を行う

GA4とUAの最も注目すべき違いは、ウェブとアプリの計測を一緒に行えるようになった点です。

UAの時はWebサイトのセッション数やPV数を確認する作業と、アプリ内のプレイ人口等を割り出す作業が別のツールを使って行われていました。

しかし、GA4からはこれらの作業が統一化されたうえに、ウェブサイト⇆アプリ間の回遊も同じユーザーとして計測されるようになったのです。

つまり、ウェブサイトとアプリの両方を利用しているユーザーは同一ユーザーとして認識されるようになりました

これにより、本来1人のユーザーであるのにも関わらず、ウェブサイトで1人、アプリで1人と別のユーザーとして認識されていた値が、より信ぴょう性の高いものになったのです。

予測機能を使ったデータ分析が出来る

  • GA4:+αで予測機能によりこれからの見立てが可能
  • UA:訪問ユーザーから過去のデータを使って分析が可能

GA4からは、UAではできなかった「予測」を、機械学習を使って分析することが可能になります。

UA版では、実際にウェブサイトを訪問したユーザーが、どのような記事を読んで、どのくらい滞在して、どのくらい回遊したかを分析するのがメインでした。

しかし、GA4からは今まで行われていた、ユーザーの動きを分析する機能に加えて、Googleの機械学習機能を使った、これからの行動予測ができるのです。

実際に使える予測機能は、「購入の可能性」「離脱の可能性」「収益予測」と3種類存在し、どれも無料で利用することができます

  • 購入の可能性:過去 28 日間に操作を行ったユーザーによって、今後 7 日間以内に特定のコンバージョン イベントが記録される可能性です。
  • 離脱の可能性:過去 7 日以内にアプリやサイトで操作を行ったユーザーが、今後 7 日以内に操作を行わない可能性です
  • 予測収益:過去 28 日間に操作を行ったユーザーが今後 28 日間に達成する全購入コンバージョンによって得られる総収益の予測です。

引用:アナリティク ヘルプ「[GA4]予測指標」より

購入の可能性

購入の可能性は簡単に言うと、その訪問ユーザーが7日以内にコンバージョンする可能性を指します。

コンバージョンされるものは企業やサイト、アプリごとに異なりますが、例えばテキスト広告をクリックしたり、特定の動画を視聴したりなどのアクションのことです。

他にも、商品の購入や指定した電話番号への電話、などビジネスごとに異なるゴールが存在するので、そのユーザーが見込み客かどうかを予測することができます。

離脱の可能性

離脱の可能性は、今この瞬間に訪れているアプリやサイトのユーザーが、今後また戻ってきてくれるかどうかを予測する指標です。

ビジネス的な用語を使うのであれば、「リピーター」が近しいイメージであり、例えばアプリをダウンロードしたけど一度もプレイせずに終わってしまうユーザーを、今までの行動から予測として分析できます。

「離脱の可能性」の使い道は、色々ありますが前提としていえるのは、離脱の可能性が高いコンテンツは長続きする可能性が低いという事でしょう。

その場合、継続して利用したいユーザーを少しでも増やすための工夫が必要になります。

予測収益

予測収益は、名前の通りユーザーからのコンバージョン行動によって得られる収益の予測機能です。

以前はUA上のユーザーの動きを数値化し、独自の方法でコンバージョンの予測を立てる必要がありましたが、GA4を使えばそれを全て機械学習に任せることができます。

つまり、企業として今後の売り上げ予測を立てやすくなったり、実際にコンバージョンが行われる前に、改善策を考えるきっかけとなるでしょう。

セッション型からイベント型へ変化

  • GA4:全て「イベント」で追跡される
  • UA:「ページビュー」「イベント」「ソーシャル」「トランザクション / eコマース」「カスタム速度」「アプリ / スクリーンビュー」で追跡

UAでは「セッション」をベースにした、セッション型の追跡方法が採用されていましたが、GA4からはそれらを全て「イベント」に統一することで、イベント型へと移り変わっていきます。

これにより、UA版ではウェブサイトはウェブサイト、アプリはアプリでの分析しかできませんでしたが、イベント型になったことで、両方を繋ぎ合わせた分析が出来るようになったのです。

つまり、ユーザーの動きをより深く見ることが可能になる為、よりよいコンテンツ作りに役立つツールとなりました。

有料だったBigQueryを無料で使える

  • GA4:BigQueryは基本無料で使える
  • UA:アナリティクス360(有償版)でのみ使える機能

アナリティクス上で蓄積したデータを、ストレージへエクスポートできる便利ツール「BigQuery」を、GA4では、基本無料で利用できるようになります。

UAでは、アナリティクス360の有償版へアップグレードをしないと使えない機能だったので、SQLの知識がある方にとっては非常にお得な情報といえます。

BigQueryの売りはデータ処理の速度が速い点であり、ビジネス全体の効率を底上げすることも夢じゃないでしょう。

ちなみに、GA4にも360版(有償版)が存在しており、BigQueryはもちろん、様々な面で高い利便性を発揮します。

(有償版のGA4に関しても本記事で紹介しています。)

コンバージョンの意味合いが異なる

  • GA4:ビジネスとしてのゴール
  • UA:eコマースのトランザクション

UAにおいて、「コンバージョン」とは、eコマース上のトランザクションがゴールとして測定されていました。

しかし、GA4での「コンバージョン」は簡単に言うと「ビジネスとしてのゴール」を指しています。

GA4からは、コンバージョンとしての意味合いが広がり、自由度が高くなったため、細かいカスタマイズが可能になったのです。

アナリティクスの管理画面上から、「コンバージョンとしてマークを付ける」項目をオンにすることで、コンバージョン設定が可能なので、自社のゴールに結びつけながら設定してみましょう。

GA4の無償版・有償版の違い

【前提】GA4にも有償版が存在する

UAに有償版「Googleアナリティクス360」があったように、GA4にも有償版が存在します。

これから有償版・無償版の違いを詳しく解説していきますが、大まかな違いは「有償版の方が多くのデータを扱える」ということです。

また、有償版はGA4になると料金体系も少し変わってくるので、注意してみていきましょう。

GA4の有償版・無償版違い一覧

イベントパラメータ

  • 無償版:イベントごとに25個
  • 有償版:イベントごとに100個
GA4の有償版と無償版では、イベントごとの設定可能なパラメータ数が異なります。
 

これにより、有償版の場合は無償版よりも細かく分析データを出すことが可能です。

また、イベントスコープのカスタムディメンション数・カスタム指標数も50件→125件へと増える仕様なので、有償版では、解析対象となるデータをより自由度高く設定できます。

コンバージョン

  • 無償版:30件
  • 有償版:50件

GA4の有償版では、イベントパラメータの他にも、コンバージョン設定数を上限50件にすることができます。

GA4におけるコンバージョンとは、「ゴール」のことを指し、例えば値「file_download」を設定すれば、特定ファイルのダウンロードをユーザーが行うことでゴール、つまりコンバージョンしたという行動をトラッキングできます。

分析軸が有償版では+20件になるので、より詳しいユーザーの動きを分析するための材料を蓄積することが可能となるのです。

データ保持の期間

  • 無償版:最長14か月
  • 有償版:最長50か月

GA4では、有償版と無償版でデータを保持してくれる期間が倍以上も異なります。

ここでいう「データ」とは、訪問ユーザーの年齢や性別、実際にウェブサイトやアプリでどのような行動をしたのか等を指すので、データの保持期間が延びれば伸びる程、よりユーザー属性の濃いデータが集めることができるのです。

BigQueryのエクスポート数

  • 無償版:100万件/day
  • 有償版:数10億件/day

GA4の有償版でBigQueryを使用する場合、エクスポートできるデータ数が大きく異なります。

定期的にGA4のデータをBigQueryでエクスポートし、蓄積しておくことで多くのデータを保管できるだけでなく、データ保持期間の約4年を過ぎても、データをストレージ上に保管し続けることができるのです。

他にも下記の機能が無償版と有償版で異なります。

  • ユーザースコープのカスタムディメンション
  • オーディエンス
  • データ探索
  • データ探索のサンプリング上限
  • 非サンプリングデータの探索
  • APIの割り当てトークン数

より詳しく確認したい方は、[GA4] Google アナリティクス 360(Google アナリティクス 4 プロパティ)をご覧ください。

GA4とUAの違いについてーまとめ

こちらの記事では、GA4(Google Analytics 4)とUA(ユニバーサルアナリティクス)の違いに関して紹介してきました。

GA4はUAと比べてスマホ時代に適応しており、分析の幅を広げられるという点で多くのメリットが存在します。

長年使われてきたUAが日に日にアップデートされていったように、GA4もこれからどんどん機能面で利便性が上がっていくでしょう。

常に新しい情報を公式TwitterやHPからキャッチアップしていくことが非常に重要です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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