Web集客力(SEO)に強いブログサイトを作るポイントとは?

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皆さんこんにちは、エンドルフィンズ代表の田上です。

今回は、Web集客力(SEO)に強いブログサイトを作るポイントについて解説していきます。

ブログでSEO対策をする時に重要なのは『コンテンツの質』と『Webサイトの構造』です。

しかしながら、具体的に何をすれば良いのか分からない方も多いと思いますので、この記事では、ブログサイトを構築する際にWeb集客力強化(SEO対策)の観点で実施すべき施策や、気をつけるべきポイントについて具体的な方法を紹介しています。

目次

ブログサイトのSEO対策のポイント

ポイント

Web集客力(SEO)の向上における基本的な戦略は、『ユーザーにとって有益な情報を多く揃えているか』『ユーザーにとって見やすいサイトになっているか』を追求することです。

これはブログサイトであっても基本的には同じです。

今回は、特にブログサイトにおいて重要となってくる以下の3つのポイントについて解説していきます。

ポイント1:ブログ記事について
ポイント2:サイト構造について
ポイント3:運営について

ポイント1:ブログ記事について

ニュース記事に関する写真

Web集客力(SEO)を高めるためには、何と言っても良質なコンテンツ(ブログ記事)を作成することが重要です。

まずは、ブログ記事を作成していく上で意識した方が良いポイントについて解説していきます。

1-1:記事1つにつき1キーワード

まずは、『キーワード設計』に従って記事を作成することが重要になります。

キーワード設計って何?という方は以下の記事をご覧ください。

Web集客力向上のための、『キーワード選定』とは?

ブログ記事、1記事に対しては、1つのキーワードを設定することを心がけましょう。

1つの記事に対して、検索してもらいたいキーワードを2つも3つも盛り込むとユーザーにとって重要な情報が分かりづらくなるとともに、Googleなどのクローラーに対しても内容が伝わりにくく、結果的にSEOパワーば弱くなってしまいます。

1-2:競合サイトよりも良い記事を書こう

キーワードを設定したら、そのキーワードで検索をしてみて上位表示されている記事をくまなくチェックしましょう。

そして、その全ての記事で書かれているエッセンスを抽出し、自分の記事に落とし込みましょう。

その際に、さらに有益な情報を上乗せして書くように心がければ競合のサイトよりも質の高いブログ記事になります。

注意点としては、競合のブログ記事をそのままコピペしないことです。Googleなどのアルゴリズムによって、自分の記事と酷似した記事が存在すると判断されるとマイナス評価される危険性があります。

必ず自分の言葉で書きつつ、ユーザーにとって有益な記事になっているか?を評価基準にブログ記事を作成しましょう。

1-3:タイトルや写真の工夫

タイトルタグとメタタグの説明

良い記事を書いた後は、タイトルや内容の説明部分、またアイキャッチ画像など『クリックのされやすさ』にも気を使いましょう。

タイトルや説明部分は、上の写真のように『titleタグ(タイトルタグ)』『メタタグ』に設定することにより、検索結果ページに表示される様になります。

タイトルタグには、そのページの内容の要約を簡潔に設定しましょう。またWeb集客(SEO)の観点から、このタイトルタグには特に前半部分にキーワードを盛り込むようにしてください。タイトルタグは、35文字まで表示が可能なので、35文字の中で簡潔にまとめるようにしてください。

メタタグは、タイトルの下にある説明部分に表示されるテキストを設定するものになります。こちらもページの内容を簡潔に説明すると共に、クリックしてみたくなるような内容だと理想的です。メタタグは、PCの場合は120文字まで、スマホの場合は50文字まで表示が可能なのでそれらの文字数を意識してまとめるようにしましょう。

さらに、SNSでの拡散用に、OGPと呼ばれる写真を記事に添付しましょう。SNSでのクリック率はその記事に添付されている写真に大きな影響を受けます。

なるべく、記事の内容にあっていて、人の目を引く様な写真を設定してあげる様に意識してください。

ポイント2:サイト構造について

ウェブサイトのワイヤーフレームのイラスト

ポイントの2つ目は、サイト自体の構造についてです。

ブログ記事だけではなく、一般的なホームページでもサイト構造は非常に重要な要素ないます。

以下の記事でも解説していますので併せてチェックしてみてください。

サイトリニューアル時に、Web集客の観点から気をつけるべきポイント5選!

2-1:ユーザビリティ対策

まずは、ユーザービリティの観点から見ていきましょう。

ユーザービリティとは、ブログサイトに訪れたユーザーにとっての利便性、という意味です。

ユーザーにとって見やすい、回遊しやすいサイトはその分、Googleなどの検索エンジンから高評価を得やすいため、必須の対策と言えます。

2-1-1.読みやすい記事構造を意識する

まずは、読みやすい記事構造についてです。

ブログサイトを訪れたユーザーが読みやすい、と思う記事構造を心がけましょう。

具体的には、キーワードやテーマをわかりやすく伝える為にタイトルタグを正しく使うことも重要になっていきます。

タイトルタグとは、タイトルの重要度に応じて『h1』から『h6』までを設定できるのですが、こちらは必ず数字の若い順番の通りに設定する様に注意してください。

イメージは以下の通りです。

タイトル(h1タグ)
 ∟大カテゴリ①(h2タグ)
  ∟中カテゴリ①(h3タグ)
   ∟小カテゴリ①(h4タグ)
   ∟小カテゴリ②(h4タグ)
  ∟中カテゴリ②(h3タグ)
   ∟小カテゴリ③(h4タグ)
 ∟大カテゴリ②(h2タグ)
  ∟中カテゴリ③(h3タグ)

また、以下の様なポイントも意識すると良いでしょう。

  • 誤字や脱字をなくす
  • 一般的でなじみやすい言葉を使う
  • 難しい漢字は使わない
  • 無意味な文字数稼ぎをしない
  • 適切な箇所で、読点や句点を使う
  • 重要な箇所には、太字やハイライトなどを使う

2-1-2.サイトの表示速度

サイトの表示速度は非常に重要な要素です。

2017年と2018年のGoogleの調査によれば、表示に3秒以上かかるモバイルページからは53%のユーザーが離脱するとのデータが開示されています。

サイトの表示速度をあげる施策は、色々とあるのですが、主には

  • 画像、動画、JavaScript、CSSなどのファイルサイズを圧縮する
  • ブラウザのキャッシュ機能を利用して、リクエストの処理数を減らす
  • PHPのバージョンを最新にして、サーバーの稼働速度を上げる
  • JavaScriptやCSSなどよりも、早くコンテンツを表示する
などの施策があります。かなり専門的な話なので、自社のホームページの表示速度が遅いと感じている場合は、身近にいるプロに相談してみましょう。
 
近年では、AMP(Accelerated Mobile Pages)と呼ばれる、スマートフォンでサイトの表示速度を高速化させる技術も出てきており、こうした施策を導入するのも検討すべきでしょう。

2-2:クローラビリティ対策

次に、クローラビリティ対策をみていきます。

クローラビリティとは、Googleなどの検索エンジンが開発しているクローラーの利便性を意味しており、クローラビリティ対策とは、クローラーが回遊しやすいサイト構造にする施策のことを指します。

2-2-1.パーマリンクを分かりやすくする

パーマリンクとは、ブログ記事に設定するURLの末尾の英単語のことを指します。

この記事では、

『webstrategy-seo-blog』

がパーマリンクとして設定している部分になります。

このパーマリンクも、タイトルタグやメタタグと同様にクローラーが記事の内容を把握する時に使われると言われています。

ですので、パーマリンクには、なるべく記事の内容に則しており、且つ設定したキーワードを盛り込む様に意識しましょう。

この記事ですと、Webでの集客戦略の中でもブログサイトのSEO対策について扱っているので、『webstrategy-seo-blog』というパーマリンクを設定しています。

2-2-2.パンくずリストを設置する

パンくずリストに関する写真

『パンくずリスト』とは、上の画像で赤く囲ってある部分のことを指します。

パンくずリストは、現在表示されているページがホームページの中でどの位置にあるのか?どの階層にあるページなのか?を示す、ホームページ内の道しるべ的な役割を果たしています。

一般的に、パンくずリストの中で現在表示されているページの上位階層のリストは、リンクになっておりクリックすることで簡単にホームページ内を移動することが可能です。

パンくずリストという名前の由来は、グリム童話のヘンゼルとグレーテルから来ていると言われています。森の中に入って行く時に迷子にならない様に自分たちが通ってきた道にパンくずを置いていったというエピソードから、ホームページ内でユーザーが迷子にならない様に、階層構造を簡潔に表示したリストがパンくずリストと呼ばれる様になりました。

ちなみに、英語では『breadcrumbs list』や『breadcrumbs』と呼ばれています。

パンくずリストを設置すると、クローラーがWebサイト内を巡回しやすくなり、Webサイトの内部構造を把握しやすくなる言われています。

もちろんユーザーにとっても、ユーザーフレンドリーなサイトという点で良い評価をつけられる可能性が高まります。

2-2-3.画像を効果的に使う

Googleなどの検索エンジンは、ファイル名やaltタグ(後述)に加えて、画像の周りにあるコンテンツも参考にして画像の評価をします。

Googleの画像検索などでは、ページ上のキーワードを元に関連性を判断するため、周辺テキストと画像が関連を持つような位置に配置するよう心がけてください。

また、当然のことですが、ブログ記事の内容と関連のある画像を使いましょう。Googleなどの検索エンジンは『ユーザーにとって有益な情報をもつサイト』かどうかを最も重要な判断指標としているので、画像も、読む人がより理解しやすくするために使うようにしてください。

記事内で使う画像には、alt属性を設定しましょう。少し技術的な話になりますが、ホームページに写真を埋め込む際には以下のような記述方法で埋め込むことになります。

<img scr=”image.jpg” alt=”説明”>

この記述の中の『alt=”写真の内容の説明“』の部分をaltタグやalt属性と呼びます。altは、alternativeの略で代替という意味の単語です。つまり写真の内容を代替するような説明のテキストを埋め込む部分になります。

altタグに記述された内容は何らかの原因で画像が表示できなかった場合に代わりに表示されるという役割も持っています。

こちらのaltタグの中も不自然ではない範囲で写真の内容を具体的に記述しましょう。不自然にキーワードなどを詰め込むとマイナス評価の対象になる可能性があるので注意してください。

ポイント3:運営について

PCでホームページを見る2人の女性の写真

ブログサイトを運営する上で、意外と見落としがちな点が『運営体制』です。

『記事の更新頻度を担保する仕組み』、『記事の質を担保する仕組み』、『記事を公開した後にデータを使って振り返りを行う仕組み』を構築することが大切になります。

3-1:記事の更新頻度を担保する仕組み

Googleなどの検索エンジンは、ユーザーにとって有益な情報を多く保有しているブログサイトに高評価をつけます。

よって、記事の数、記事を最新の状態に保つために更新することは高評価を得るために必要な要素です。

これら記事の作成をコンスタントに行なったり、記事の更新を定期的に行うことは、並大抵の労力ではありません。本業の片手間で記事を作成しようと思うとまず失敗してしまいます。

ブログサイトを自社で運用していこうと決めたら、まずは専任チームを作ることを検討しましょう。その上で、50記事、100記事までは赤字が出ていても作りきることを社内のコンセンサスにしましょう。

というのも50記事、100記事をブログサイト内に掲載するとGoogleなどがそのブログサイトを専門的な情報を載せているサイトとして高評価してくれる様になるというデータが出ているからです。

その為にも専任チームを作り、まずは50記事、次は100記事というKPIを設定し絶対に達成するという強い意思をもってスタートしましょう。

3-2:記事の質を担保する仕組み

Googleがユーザーにとって有益な情報を掲載しているかどうかを判断基準にしている以上、記事の質に関しては、常に気をつけなくてはなりません。

自社の中にあるノウハウを公開する場合、どうしても社員からの協力が必要になります。社員の人たちは普段の業務がありつつ記事を執筆する、あるいはアイデアを出すことになるので、質が担保しにくくなります。

そういったケースでは、専任チームの中で記事のフォーマットを用意してあげると良いでしょう。

フォーマットにトピックを埋め込むだけである程度記事の体裁が保てる、くらいまで綿密なフォーマットを用意してあげると記事の質が担保できやすくなります。

また、記事執筆の際には、Googleが定めるポリシーや規約を遵守する必要があります。

例えばキーワードを過度に盛り込むなどといった行為は、ユーザーにとってわかりやすいコンテンツにはなり得ない為、マイナス評価の対象になりやすいです。

マイナス評価にならない様、チェックすることも忘れずに行いましょう。

3-3:記事を公開した後にデータを使って振り返りを行う仕組み

ある程度公開記事が溜まってきたら、データをみて人気のある記事、人気のない記事を分析することも重要です。

その為には、そもそもデータを計測できる環境を用意せねばなりません。

GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールといった無料ツールをブログサイトに設置することによってデータ計測が可能になります。

計測されたデータから、人気の記事はなぜ人気なのか、『キーワード』や『ブログ記事の構造』などを中心に振り返りを行いましょう。

人気のない記事はそのまま置いておくか、もしくは削除してしまった方が良いケースもあります。

定期的にデータ分析を行い、少しずつ改善していけば必ずWeb集客力(SEO)の強いブログサイトになっていきます。

Web集客力(SEO)に強いブログサイトを作るポイント、まとめ

今回は、Web集客力(SEO)に強いブログサイトについて解説しました。

ブログなどのコンテンツを作成し、Web集客力を高める施策は、Webマーケティングの中でも王道と言われる施策です。それゆえに様々な押さえどころが存在します。

押さえどころを把握しないままスタートして、継続したけれど結果が出ないといった状態に陥らない為にも、最初の時点で正しい方向性を確立することをオススメします。

Endorphinsでは、Web集客に特化した『コンサル型Webサイト制作』サービスを提供しています。

今回ご紹介した様なブログサイトに最適な構造を考慮した上でのWebサイト制作を得意としています。また、コンテンツ制作ノウハウも持ち合わせておりますので、ご興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせください。

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