Web集客の要!ホームページで“自社らしさ”を出す方法とは?

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皆さんこんにちは、エンドルフィンズ代表の田上です。

今回は、Web集客で大切な差別化のポイントである、”自社らしさ”を出す手法について解説していきたいと思います。

昨今のWeb関連技術の発展は凄まじく、簡単にオシャレなサイトを作れるツールや、Webマーケティングの施策を取れるツールなどが出てきています。

それが故にホームページでは、表層的なデザインなどで差別化・ブランディングを図ることが非常に難しくなりました。

どのようなポイントに気をつければ”自社らしさ”を出し、他社と差別化できるのでしょうか。

今回は、ホームページで”自社らしさ”を出し、Web集客力を上げることができる手法について解説していこうと思います。

目次

ホームページで成果が上がらない本当の理由とは?

デスクトップ上のデザインに関する写真

特に今年(2020年)に入り、多くのクライアントとお付き合いをさせて頂きました。

沢山のクライアントの悩みを伺う中で『ホームページの運用に費用をかけているのだけども、いまいち成果が出ない。。。』と耳にすることが多くありました。

特に昨今のWeb業界の進化はめざましく、かっこいいデザインのホームページを無料で作れるツールも出てきていますし、Webマーケティングの新しい専門用語が生まれては、それに連動して新しい手法やサービスが生まれてきています。

成果がなかなか出ないとおっしゃるクライアントの特徴としては、これらの新しい手法やサービスを取っ替え引っ替え試しているという特徴がありました。やはり、新たに出てくるツールや手法も『なぜそれを使うのか?』という目的の部分が大事なようです。

そして、本日の主題になるのですが、これらのクライアントに共通するもう一つの特徴として、自社のホームページに『自社らしさ』が出ていない、という特徴がありました。

今回は、『自社らしさ』とは何なのか?について私の経験も交えて纏めていきたいと思います。

差別化のポイント、『自社のらしさ』とは?

東京の町並みに向かって胸を張る男性

これは、今年私が手がけたあるクライアントの採用Webサイトを作る際の打ち合わせのことでした。

クライアントの規模感によってはこうした採用サイトの立ち上げは、クライアントの社長自らが指揮を取られることも多く、このケースでも同様でした。

私は事前に採用Webサイトを立ち上げたい旨を伺っていたので、採用したい人材のペルソナ像をある程度固めて打ち合わせに臨んでいました。ちなみにそのペルソナ像とは、高学歴で、コミュニケーション能力が高めで、自分で考えて動けて、挑戦できる人材、いわば一般的に優秀と言われる人材をイメージしていました。

いざ打ち合わせで、社長にどのような人材を採用したいと考えているのか伺うと、『あまり目立たない子がいいんだよね。』と言われ、衝撃を受けたのを覚えています。

なぜそのような人材を採用したいのかヒアリングを重ねると、クライアントのビジネスモデルは既に成熟しており、成長を目指すよりかは、今ある仕事をしっかりとコツコツ確実に積み上げられるタイプが合っているという考えの下、上記の発言に繋がったのだと理解できました。

結局、この採用ターゲット像を起点に採用Webサイトを設計し、運用をスタートさせました。

成果は後述しますが、クライアントも満足のいく結果が出て、私としても今までに経験したことのない成功体験であったため非常に学びが深かったのを覚えています。

この一件から『自社らしさ』とは『やらないことを決めること』であると学びました。

きっと、私が最初に構築していた一般的な『優秀な人材』をターゲットとして採用サイトを構築していたら、その他のサイトに埋もれて同じような結果にはなっていなかったでしょう。

クライアントの社長は、自社のビジネスモデルを深く理解し、そこに本当に合う人材のみに集中し、一般的に良いと言われる人材の採用をしないと決めて取り組まれたのが、良い成果をあげることができた最大の要因だと感じました。

明確なビジョンが差別化のポイント

ビジョンに関する写真

その採用サイトをオープンしてから、クライアントから何度か喜びのフィードバックを頂きました。

内容としては、『某有名大学の大学院生の子から、採用して欲しいという連絡が採用サイト経由あった。』といったものや、『数名の応募があれば良いと思って出した応募枠に、募集の10倍の応募があった。』といったものでした。

そもそもクライアントは、『高学歴』な人材を求めていなかったため、応募が来た時は大変驚いたそうです。私としても何故その会社を受けることにしたのか、その動機を知りたかった為クライアントの社長に協力してもらい、その応募者にアンケートをとってもらいました。

その結果、『業界はある程度決めて企業研究をしていた。色々な会社の採用サイトをみたが、どれも書いてあることは同じようなもので“挑戦できる人材”を求めている様な感じだった。御社(クライアントの企業)は、ビジネスモデルの話や、新しいことは多くないけど真面目にコツコツしっかりとした仕事ができる人材を求めていると書いてあったので、自分の性格に合うと思った。』といった内容の回答が返ってきました。

ビジョンというと、自社の将来像や大きく変化した社会像を思い浮かべがちですが、自社の出来ることと出来ないことを明確に区別し、出来ることにフォーカスして描く将来像もビジョンです。

そうした明確なビジョンが、今回の様な採用サイトにおける差別化に繋がり、結果として採用しようと思っても採用できない様な高学歴で優秀な人材を惹きつけたということでした。

リアルさ、正直さが評価される時代に

データを前にミーティングするチームの写真

こちらの採用サイトは、表面的なデザインが飛び抜けてカッコいいかと言われると、全くそうではありません。

それにも関わらず、想定を上回る成果を出せたのは、『やらないことを決めたこと』や『明確なビジョンを示した』ことに加えて、『自社を良く見せようと都合の良いことだけを書かない』というスタンスを貫いたからだと思います。

上記のアンケートの返答からも分かる通り、未だに多くの採用サイトは“挑戦する人材を求む”という画一的なメッセージを打ち出しています。

勿論自社の中での会議を経て、こうしたメッセージに至ったとは思うのですが、求職者のリアルな目線からは『どれも書いてあることは同じようなもので“挑戦できる人材”を求めている様な感じだった。』という様に見られてしまっています。

より良い成果をあげているサイトの特徴を見てみると、リアルな現場の写真が多く掲載されていたり、『新しいことは多くないけど』といったマイナス面の情報も正直に出されているサイトが多い様に思えます。

リアルさ、正直さに欠けるサイトが大半である現状であるからこそ、『リアルさ、正直さを分かりやすく掲載していること』自体が差別化要因としてプラスに働き、最終的に『自社らしさ』を形成しているのです。

Web集客の要!ホームページで”自社らしさ”を出す方法とは?、まとめ

今回は、ホームページで”自社らしさ”を出す方法とは?について解説しました。

一般論的な、良いサイトを目指すのではなく、まずは自社の事業理解から始め、ホームページでやらないことを決めましょう。

そして、ホームページで達成する明確なビジョンを策定し、単にサービスの良さや響きのいいキャッチコピーを掲載するのではなく、リアルさ・正直さを追求しましょう。

これらのプロセスを経ることで『自社らしさ』が形成され、結果としてユーザーに響く、成果が上がるホームページに仕上がるでしょう。

ホームページで思う様な成果が出ていないと悩まれている方は是非、参考にしてみてください。

Endorphinsでは、Web集客に特化した『コンサル型Webサイト制作』サービスを提供しています。

上記の様に、自社のビジネスモデルを理解し、成果を出せるホームページの作成も得意としています。

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