新規Webサービスの集客戦略

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こんにちは、動画配信プラットフォーム事業を展開している田上です。

今日は、前回に引き続き最近着手したWebサービスの開設において、どの様に短期、中・長期的なウェブ集客戦略を構築していったのかを纏めていきたいと思います。

目次

  • Web集客戦略の全体像
  • 動画配信プラットフォームの戦略
  • ラジオの戦略
  • SNSの戦略
  • ランディングページの戦略
  • 自社Webサイトの戦略
  • まとめ

Web集客戦略の全体像

本件でのWeb集客戦略の全体像を図示するとこの様な感じです。

集客戦略全体像

先ず最初に着手したのは、所謂『タッチポイント』の洗い出しでした。

タッチポイントとはこのサービスとターゲットとする人達(本件では一般的な視聴者)が接すると推察される媒体のイメージです。

本件で考えられる主なタッチポイントは以下の通りでした。

  • 動画配信プラットフォーム
  • ラジオ(特殊要因)
  • SNS(Twitter、Facebook、YouTube)
  • ランディングページ
  • 自社Webサイト

上から短期的な効果が期待できる施策、下に行くに連れて中・長期的な集客効果を期待する施策になっています。

動画配信プラットフォームの戦略

先ずはサービスの根幹である『動画配信プラットフォーム』です。

動画配信プラットフォームという性質上、定期的に動画コンテンツがアップロードされるので、こちらは動画ページに特定のキーワードを盛り込み(本件では『Knock Knock(ノックノック)』や『久米ネット』など)自然と検索性が上がる様に設計しています。

この設計のおかげで、オープン当初『久米ネット』で検索しても検索範囲外だったのが、開設から約2週間程度で検索順位第一位にまで上がってきています。

ラジオの戦略

次にラジオです。

本件では第一弾のチャンネル開設者が久米宏さんだったこともあり、かなり特殊なケースになっています。

久米さんは毎週土曜日の午後1時にラジオのレギュラー番組を持たれています。そちらで久米ネットのことに言及してもらうことによって、既に持たれている固定のファンの方々にこのサービスを知ってもらうことができました。

新規サービスのWeb戦略上でもっとも大事なことは、そのサービスにオープン当初から興味を持つであろう方々に確実にアクセスしてもらうことです。

その為に次の項目のSNS戦略と併せて、動画配信プラットフォームとSNSを回遊できる様に設計しました。

本件では、時間が経つに連れて『Return User(サービスに何度も訪問してくれる人)』の割合が増えており、着実にこれまでのファン層を取り込めていることが数字で見て取れる結果となっています。

SNSの戦略

次にSNSです。

SNSはもはや、サービスの認知拡大戦略において外せないタッチポイントです。

本件では、サービスのオープン前にTwitter、Facebook、YouTubeのアカウントを開設しておきました。

SNSは『いいね』や『シェア』『リツイート』などの機能によって指数関数的にトピックが拡散する可能性があり、継続的にコンテンツを投稿し続けることが大切です。

SNSの運用はその継続的に投稿し続けることが最も難しく、多くのSNSアカウントがオープン当初はマメに更新されていたけども、その内更新されなくなり放置状態になっています。

本件ではその対策も兼ねて一定期間上記の3つのSNSを運用し、どのSNSが本サービスと相性が良いか(多くの人が本サービスに流入してきてくれているか)をデータで計測できた時点で、その最も相性の良いSNS以外のSNSアカウントを閉鎖することを当初から決めています。

そうすることでサービスと相性の良いSNSで質の高いコンテンツの更新を担保できる様になります。

ランディングページの戦略

次にランディングページです。

こちらはWebビジネスに携わったことのない方には聞きなれないワードだと思いますが、サービスの宣伝ページの様なものです。

以下が、本サービスにおけるランディングページになります。

https://landing.knock-knock.tokyo

ランディングページは中・長期的な戦略の位置づけで、今はまだ本サービスを知らない人々への認知を拡大する役割を担っています。

その為にランディングページには様々なコンテンツを継続的に掲載し続けねばならず、開設して直ぐに効果が出る性質のものではありません。

よって、開設当初はクライアントからの理解も得難いのですが、開設後に新規ユーザーの伸び悩みに直面してから取り組みを開始するのでは遅いので、何とか納得して頂き、取り組むことになりました。

本件では着手していませんが、短期的な戦略の一つに広告を使った認知拡大があります。即効性はあるものの、広告単価が年々上がっていること、また広告の出稿をやめた途端、今までの集客が0になってしまうという諸刃の剣であることは否めません。

一方でこのランディングページを使ったコンテンツ蓄積型の集客方法は、一定程度コンテンツを掲載し続けると、その頻度を落としたところで集客効果は落ちないと言われています。

プロジェクト初期から、短期的な施策と中・長期的な施策をバランスよく設計することが大切です。

自社Webサイトの戦略

動画配信プラットフォーム事業を展開していると、よく受ける相談の一つがプラットフォームと自社サイトを合体させたいというものです。

これは当初我々も想定しておらず、その様なニーズがあるのかと新たな発見でした。

確かに自社の取り組みや人材の紹介など動画の持つ情報量でアピールすることは会社の大きな武器になります。

実際クライアントの中には講演会を多く開催している先があり、公演を依頼する側からすれば事前にある程度、話の上手さを確認できるというメリットもあるでしょう。

こうした自社サイトと動画配信プラットフォームを相互接続できるとビジネスの幅が広がります。

まだ実際に実現した例はありませんが、動画配信プラットフォームを中心に自社サイトもタッチポイントにできる機能を拡充させてく予定です。

まとめ

こうしたWeb戦略はサービスの立ち上げ当初から短期的な施策と中長期的な施策をバランスよく組み合わせて取り組むことが肝要だと思います。

また、何でも取り組めば良い訳ではなく運営にかかる労力を考慮に入れ無理なく継続的に取り組めるWeb集客戦略を設計することが重要になってくるかと思います。

また、何か役立ちそうな知見が溜まったら共有していきます。

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田上のtwitterは以下

元大手総合商社勤務。日本から世界に通用する様なサービスを生み出さなければならないと思い独立。 現在はフリーランスとしてWebサイト制作・運用、Webサービスの開発、新規事業のコンサルティングサービスなどを行なっている。