Webでの集客力を強化するには、何から手をつければいい?Web集客手法の全体像を解説!

今回は、Webでの集客力を高めたいと思われている方や、これからWebサイトをリニューアルする際に合わせてWeb集客に関する戦略を描きたいという方を対象に、Web集客力を向上させる施策の全体像をご紹介します。

Webでの集客力を向上する為には、Webサイトだけではなく広告やSNSの活用など複合的な施策を実施しなければなりません。一方で、抜け漏れなく施策を検討することはマーケティングのプロでもない限り難しいです。

当記事では、Web集客手法をなるべく網羅的に掲載したいと思います。この記事を読んだ上で、自社のビジネスモデルや掛けられる予算に応じて取捨選択し、Web集客施策の検討をしていただければと思います。

目次

  • Web集客方法の全体像
  • Web集客方法を検討するときのコツ
  • Web集客方法まとめ

Web集客方法の全体像

Webでの集客方法の全体像を作成してみました。勿論これが全てではないですが、大所の施策は網羅できているかと思います。

Webでの集客手法は、『無料』か『有料』か、『短期的に効果が見込めるか』『中長期的に効果が見込めるか』によって分類できます。

『無料』で『短期的な効果が見込める』Web集客施策

図をご覧いただくとわかる通り、無料で短期的に効果が見込めるWeb集客の施策は、ほとんどありません。

唯一の手段がプレスリリースの送付、です。

 

無料・短期その1:プレスリリースの送付

プレスリリースの送付サービスは、有料のもの、無料のもの、どちらも存在します。プレスリリースを発行する業者にお願いして様々なメディアにプレスリリースを配信するサービスです。

『プレスリリース 無料』で検索すると様々なサービスが出てきますので、良さそうな事業者を探してみましょう。

利用に制限があるのですがオススメなのが『PR TIMES 無料 スタートアップ チャレンジ』というサービスです。事業体を設立して間もないという方は、利用の検討をしてみては如何でしょうか。(2020年10月1日現在の情報ですので、サービス自体が終了する可能性がありますがご了承ください。)

 

『有料』で『短期的な効果が見込める』Web集客施策

次に、有料で短期的な効果が見込めるWeb集客の施策です。

こちらは、ほぼ広告施策になります。広告を出して人を集める手法は、基本的に法人向けの集客手法のため、個人レベルではなかなか手を出すことは難しいかと思います。

有料・短期その1:リスティング広告

リスティング広告とは、Googleなどの検索結果ページにユーザーが検索したキーワードに紐ついて掲載される広告です。

検索連動型広告やPPC(Pay Per Click)とも呼ばれ、広告がクリックされると費用が発生する仕組みです。日本では、Google 広告やYahoo!広告が代表的です。

短期間での結果を期待できる一方で、運用面や費用面の負担が大きく掛かるので、自社にWeb広告運用者が在籍しているか、広告運用を外注できる予算がある場合にオススメです。

 

有料・短期その2:ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトの広告枠に表示される画像広告、動画広告、テキスト広告のことを指します。

バナー形式で表示されることが多いため、バナー広告とも呼ばれます。

リスティング広告と比較してユーザーの目線に留まりやすく、短期間での結果を期待できる一方で、バナーなどで目を引くデザインの工夫が必要です。

 

有料・短期その3:SNS広告

SNS広告とは、Facebook・Twitter・Instagram・LINEといったSNSプラットフォームに配信する広告のことを指します。

SNSのタイムラインやストーリーズ、おすすめアカウント欄に表示される広告などが該当し、最近ではテキスト+バナーだけでなく、動画などを活用して訴求するものが増えています。

こちらもディスプレイ広告と同様に広告自体のコンテンツ化が加速しており、広告費+クリエイティブにかける予算の確保が必要になります。

 

有料・短期その4:記事広告

記事広告とは、第三者がユーザー目線で商品の特徴をまとめた記事をメディアに掲載し、ターゲットへ届ける広告手法のことを指します。

第三者の立場から商品やサービスのメリット・デメリットを伝えられるので信頼を得やすいという特徴があります。

納得いく業者を選定できれば、効果を期待できますが、莫大な費用が掛かるためサービス内容と広告効果予測をしっかりと確認すべきでしょう。

 

有料・短期その5:動画広告

動画広告とは、テキストやバナーを使用する広告とは異なり、動画を利用した広告のことを指します。

広義では、上述したディスプレイ広告やSNS広告に含まれるものになります。

動画広告は2010年頃よりYoutubeから広がりを見せており、昨今では動画広告を扱う媒体や広告の種類も増えています。

こちらも広告費+クリエイティブにかける予算の確保が必要になります。

 

有料・短期その6:アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、成果報酬型の広告のことです。

アフィリエイト広告は、アフィリエイターと呼ばれる人たちが運営するメディアに広告が掲載されます。

メディアを閲覧するユーザーがアフィリエイト広告をクリックし、広告主のホームページで何らかの条件を満たすことで、成果報酬が発生する仕組みです。

 

有料・短期その7:純広告

純広告とは、個別のWebサイトなどの広告枠を買い取り、広告を表示させるものを指します。

純広告の代表例としてYahoo!Japanのトップページ右上の枠がそれに当たります。

ディスプレイ広告のように複数の媒体に掲載される広告とは違い、広告枠を購入した媒体のみに掲載されるという特徴があり、狙ったユーザーに届きやすいというメリットがあります。

莫大な費用が必要なため、金銭的に余裕が無ければ難しい広告手法です。

 

 

『無料』で『中・長期的な効果が見込める』Web集客施策

次に、無料で中・長期的な効果が見込めるWeb集客の施策になります。

広告施策とは違い、このカテゴリーでの施策は個人でも出来るため、根気と発想力さえあればだれでもWeb集客力を向上させることが可能です。

無料・中・長期的その1:オウンドメディアの運営

オウンドメディアは、自社で立ち上げるWebメディアです。

Webサイトを作り記事や動画などのコンテンツをアップロードすることで認知を拡大することを目的としています。Webサイトを作って運用するという観点では無料で実施できます。

定期的にコンテンツを更新していく労力と、効果が出るまでに時間がかかりますが、集客ツールとして大きな効果を期待できます。また、軌道に乗れば、その後もWeb上のコンテンツが集客をし続けてくれるという意味で『資産積み上げ型』のWeb集客施策と言えるでしょう。

全てはコンテンツの質と軌道に乗せるまで継続できるかが勝負です。

 

無料・中・長期的その2:SNSアカウントの運用

SNSアカウントを運用し、その拡散力を高めていくのもオウンドメディア同様に、中・長期的なWeb集客施策となります。

オウンドメディアと大きく異なる点は、個人との距離の近さにあります。一度自社アカウントのファンになってくれれば、ファンがファンを呼ぶというSNSならではの拡散力を得ることが可能です。

一方で、競合相手も同じく強力な拡散力をもつ個人(インフルエンサー)達となるのでこちらも軌道に乗るまでかなりの根気が必要な施策となります。

オウンドメディア同様、コンテンツの質と軌道に乗せるまで継続できるかが勝負です。

 

無料・中・長期的その3:YouTubeチャンネルの運営

SNSの中でもYouTubeのアクティブユーザー数は群を抜いています。YouTubeに自社のチャンネルを開設し、動画コンテンツを配信していくことは、中・長期的な集客効果を見込める施策です。

こちらも、コンテンツが継続して集客を行ってくれる『資産積み上げ型』のWeb集客手法です。

コンテンツの質と軌道に乗せるまで継続できるかが、集客成功のポイントになります。

 

無料・中・長期的その4:サービス投稿サイトに投稿

サービスを投稿するサイトへ投稿しておくという手法です。

そのサイトが既に獲得しているファン層に対してアピールできるというメリットがありますが、自社がターゲットとしているユーザーに届くとは限らないため、実施しても集客に結びつくかは運次第という点は否定できません。

余力がある場合に実施すべき施策と言えます。

 

無料・中・長期的その5:寄稿による宣伝

キュレーションメディアへの記事投稿や、ネットメディア等への寄稿でサービスを紹介する方法です。

寄稿には大きく2種類あり、特定分野の専門知識があることをメディア関係者に認められ寄稿を依頼される場合か、事業者側が費用を負担することで掲載をしてもらう場合があります。

展開しているサービスに特殊性があったり、ニッチな分野である場合自分からWebメディアを展開している事業者に寄稿の話を持っていく事も効果的だと思います。

こうしたメディアは客観性が高いためユーザーから見たときの信用度が向上し、集客効果が期待できます。

 

『有料』で『中・長期的な効果が見込める』Web集客施策

有料で、中・長期的な効果が見込めるWeb集客の施策は、上述の無料施策を外注することです。

オウンドメディアの運用をはじめ、このカテゴリーの施策はコンテンツの質や継続してコンテンツを生成し続けなければなりません。こちらの労力は相当なものです。また、それぞれに抑えどころが存在します。

予算がある程度確保できる場合は、上記の施策をまるっと外注する事も可能ですし、例えば、記事コンテンツのライティング部分のみ社外のフリーランスに依頼する、だとか、動画編集を外注化するなど一部を外注化する事も可能です。

その際には、社内の運用プロセスも同時に構築し、継続して運用できる仕組みを作ることが重要です。

 

Web集客方法を検討するときのコツ

Web集客は単純化すると『お金をかけて広告で短期的な集客を狙う』か『お金を掛けず中・長期的な集客を狙う』かの2択です。

大抵の事業体は、広告施策のみ実施している状況かと思いますが、最近は以下の2つの理由から2つの施策をハイブリッドで行うことをオススメしています。

  • Web広告にかかる単価が年々増加傾向にある
  • Web広告は広告出稿をやめると集客力が0になる

Webにかかる広告単価は年々増加傾向にあり、しばらくこの傾向は収まりそうにありません。それにプラスして、広告出稿を辞めた途端今まで得ていた集客力はゼロになってしまいます。

一方、中・長期的なWeb集客施策の多くは、コンテンツをWeb上に積み上げていく手法なので、一度軌道に乗ると、コンテンツの生成を辞めても集客力がゼロになることはありません。

またコンテンツの内容次第では、自社やサービスの想いを届けることが出来るため、ファンを作ることが出来るのも大きなメリットかと思います。

これらの背景から、私がクライアントに提案する時は、まず中・長期的な『資産積み上げ型の施策』を中心に検討することを提案しています。その上で、予算的に余裕がある、短期的に集客したいという要望があれば広告の施策を検討する、という手順をとっています。

とは言え、『資産積み上げ型の施策』は継続してコンテンツを生成するハードルが高いため、以下の点を検討の際に必ず確認する様にしています。

 

予算の配分

Web集客用に予算が確保できる状態にあれば、短期施策である広告だけではなく中・長期的な資産積み上げ型の施策に配分しましょう。

全てを消費型の広告に費やすのは勿体ないです。資産積み上げ型のオウンドメディアやYouTubeコンテンツを作成する方へ予算を回しましょう。

その上で予算に応じて、どこまでを社内のリソースでやるのか、外注化するのかを検討しましょう。

 

専業チームを編成できるか

次に、専業チームを編成できるかが非常に重要な要素になります。

継続してコンテンツを制作していくことは並大抵の労力ではありません。主業務がある人が時間が空いた時に記事を書く、といった運用方法では高確率で途中で頓挫してしまいます。

中・長期の施策を成功させられるかは、継続してコンテンツを生成し続けることに責務をもったポジション、或いはチームを作れるかどうかに掛かっています。

逆にこの専業チームを編成できないのであれば、中・長期的な施策は諦めた方がいいでしょう。

 

Web集客方法まとめ

Web集客施策は、上記の通り多種多様です。上記に挙がっていない項目ももちろんたくさんあります。またトレンドによって常に主流が変化します。

例えば今は「ググる」という行為から、「ハッシュタグ検索」という行動に若年層の情報収集手段が変わりつつあります。それに伴い、自然検索対策から、ハッシュタグ対策にマーケットボリュームが少しずつ変遷しています。

また、直近では「YouTube」や「LINE」の利用者数がとても多いため、そこに広告を出すことが最も効果が良くなると言われています。

媒体や商材、時期や年齢層等によって、同じWeb集客手法の中でも様々な施策が存在するため、どのようにプランニングしていくかによって結果に大きく差が出ます。

せっかくWEBで施策を進めていくなら、正しい方向にプランニングしないと無駄な費用や工数、時間を消耗してしまいます。

単純で誰でも考えられるからこそ、結果を出すためには経験と知識が必要です。

Endorphinsでは、Web集客に関するコンサルティングやWeb集客に特化した改善しやすいWebサイト作りを行なっております。Web集客戦略の構築、Webサイトの制作、リニューアルなどご検討の方はお気軽にお問い合わせください。

 

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元大手総合商社勤務。日本から世界に通用する様なサービスを生み出さなければならないと思い独立。 現在はフリーランスとしてWebサイト制作・運用、Webサービスの開発、新規事業のコンサルティングサービスなどを行なっている。