皆さんこんにちは、エンドルフィンズ代表の田上です。
今回、新たに『ICS』という団体のWebサイトを作成いたしました。
作成の背景や、制作のプロセスについて紹介していきたいと思います。
目次
ICSとは?
人々が前を向いて人生を歩める社会に
ICSは、Impressive Chain Storyの略称で、感動を連鎖させることをテーマとした団体です。
この団体を立ちあげたきっかけが、発起人の方が、大学時代にうつ病を発症しそれが原因で自殺未遂をしてしまったことが原体験にあるそうです。
また、大学卒業後に一般企業に就職するも再度うつ病を発症してしまい、会社を休職することになりました。
今年に入り、世界的でコロナが流行し始め、多くの自殺者が発生している中で、あまりにもその対策や情報が少ないのではないかとの課題感を抱き、ICSの活動を始めることを決意したそうです。
Web制作の具体的な流れ
Webサイトに関するZoomでのヒアリング
相談当初、Webサイトを立ち上げる背景や、目的、Webサイトを通じてどのようなことを達成したいかなどのヒアリングを軽く行いました。
また、クライアントの活動や事業における熱意は、毎回必ずヒアリングを行うようにしています。
RFP(Request for Proposal:提案依頼書)のやりとり
次に、クライアントにRFPの雛形に必要事項を記入して頂きました。
RFPについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
RFPをベースにして、サイト構築の背景や目的、CV(コンバージョン)の設定、デザインやディレクトリ構造など、細かな点をすり合わせしていきました。
Webサイトの制作
ある程度RFPの内容が煮詰まったら、Webサイトの制作に取り掛かります。
今回は、クライアントの都合で短納期、および低予算での発注だったので、デザインとコーディングを同時並行し、都度クライアントにデザインを確認してもらいながら進めました。
特殊な機能:日本地図+ブログ機能
今回のサイトの特殊な点は、クライアントの活動が日本を一周しながら様々な活動を行うというものだったので、クライアントから日本地図に活動を記録できるような機能が欲しいと要望があったことでした。
日本地図上で、自分が何らかの活動を行った地域をハイライトでき、そこに写真やブログへのリンクを貼れるように設計しているため、サイトに訪れたユーザーにとって活動がわかりやすく伝わるサイトに仕上がったかと思います。
まとめ
今回は、日本地図の機能や、ブログ機能など、クライアントの発信がユーザーに届きやすく、また運用のしやすいサイトに設計したことはもちろんのこと、特に活動内容がとても繊細なクライアントだったため、色調やサイト全体の雰囲気に拘ってサイト制作を進めました。
また、今後、クライアントがコンテンツを作れば作るほどWeb上での認知度が上がる構造に仕上げています。